こどもたちへの告知
検査入院（検体とる手術）のときも、
他の検査にいくときも、
こどもたちには、
ガンのことを伝えてなかった。
というか、
オットが言わないようにしてた。
ガンの本とか、
食餌療法の本とかも、
カバーを裏返しておいた。
私達は、
ガンかもしれないって可能性が出た段階で
けっこう色々調べてたから、
今回の悪性リンパ腫は、
即！命に関わる！！
ってことじゃないってことを
理解してたけど、
小学生なこどもたちにしてみたら、
ガン＝死
って捉えてしまうから、
告知には慎重になってた。
けど、
いよいよ化学治療の入院日が確定して、
途中、
経過がよければ
一時退院ができるとはいえ、
半年も入院することになるし、
抗がん剤で髪は抜けるし、
痩せるだろうし。。。
だとしたら、
もう、
分別のついてる歳ではあるし、
きちんと話そう。
って、二人で決めた。
告知したとき、
案の定、
えっ！？死んじゃうの！？
って反応だった。
けど、
ちゃんと治せること、
そのために半年入院しなきゃいけないこと、
ハゲることを、
きちんと伝えた。
こどもたちは
それなりにショックを受けていたけど、
私達は、
大丈夫って
確信があるのが
伝わったのかどうかわからないけど、
それぞれに受け止めてくれた、
と、
思う。
おとうさんがいなくなることで
いろんな心配もあるけど、
習い事も、
行事も、
いつもどおりできる。
ただ、
母ワンオペだから、
みんなで助け合っていかなきゃいけないことも
伝えてくれた。
おとうさんもがんばるから、
みんなでがんばろうぜ！！
ってことで。
ガンであることを
隠し通すことも、
もちろんできた。
だけど、
怖いことでも、
きちんと知っておけば
心構えもできて、
安心できるはず。
もし、
何かあったときにはじめて知らさらて、
なんで教えてくれなかったの！？
ってなるよりは
絶対いいはず。
こどもへの告知は、
色々思うことがあるかもしれない。
けど、
我が家はこんな感じのところに
着地した。
ちなみに、
小4と小2。
これが幼稚園とかだったら、
また違ったかもしれないな。。。
ガン闘病中、心がけようと思うこと
診断されたわけですが、
最初の大学病院での診察〜検体取る手術〜診断つくまでの間が、
1ヶ月間くらいあったから、
色々な可能性を調べたりして、
宣告されたときは
私は結構安定してた。
怖いこともたくさん書いてあったけど、
高確率で治る。
生存率高め。
ただ、
悪性リンパ腫＝血液のガンのため、
化学治療は避けて通れないから、
半年レベルの長期入院になる。
コロナのアレで
ずっとオットは在宅だったから、
家のこと、
こどものことを
かなりやってくれていて、
そういう意味でも、
オットの長期入院で長期不在は
結構キツイな。。。
というのが
正直なところ。
そんな状況で、
忙しい小学生2人抱えて、
ひとりで家を守らないといけない。
入院が決まってから、
心に決めたことがある。
それは、
今までの生活を変えないようにすること。
あれこれ習い事だの塾だの部活だのに通っている
うちの子たち。
それぞれにイベントや発表会もある。
それは絶対に参加させたい。
そして、
毎週行ってたお楽しみの外食も、
連れて行きたい。
とにかく、
できる限りいつもどおりの生活を送る。
オットの入院のせいで、
アレができなかった、
コレができなかった、
ってなるのはイヤ。
だし、
オットに負い目を感じさせてしまうのも
イヤ。
色々ワガママなのはわかってるけど、
たよれるところは頼って、
治療期間中がんばろうと思う。
ちなみに、
両親は近隣県に住んでるけど、
義母は持病があって頼れず、
実親に、
発表会のときのサポート（と、観客動員）を
お願いした。
こどもたちをサッと預けられる距離ではない。
だから、
割と近くに住んでる友達に話しておいたり、
シッターさんも積極的にお願いしようと思ってる。
そして私は、
自宅で自営（教室運営）なので、
予定はわりとどうにでもなる。
半年間、
がんばる！！
オットがバーキットリンパ腫になりました
具体的にいつだったかは、
もう思い出せないけど、
オットの虫歯の治療後、
首のリンパあたりが腫れた。
バイキンでも入ったかな〜、、
と思って、
歯医者さんに診てもらうも、
どうも違うらしい。
ワクチン打った後だし、
まあ、
多少はそういうこともあるかな〜
疲れてるのかもね〜
くらいの気持ちで見てた。
けど、
首の腫れが
いっこうにおさまらない。
むしろ大きくなってる？？
ということで、
オットは耳鼻科へ。
（ここで耳鼻科を選んだのはグッジョブだと思った）
耳鼻科は、
うちではわからないから、、
と、
大学病院への紹介状を出してくれて、
色々検査を経て
（細胞とるやつ？もやった）
ガン宣告。
オットから電話かかってきたときに、
「がーん」
って答えたよね、私。
一度言ってみたかったんだよ。。、
ふざけててごめんなさい。
だけど、
そのくらい軽めの気持ちで
受け止めてたし、
まあ、
ガンかもな、っていう
覚悟もあった。
